◆「フォニックス」とは
英語圏の子供たちが文字を読むことが出来るように考えられた「つづり」と「音」のルール
簡単に言うとこんな感じです。
ではなぜそんなものが必要か?
まず日本語で考えてみましょう。
日本語は
「あいうえお かきく・・・」という五十音を覚えれば
ひらがなの単語や文を読むことが出来ます。
では英語で
「ABCDFE・・・」という26のアルファベットの形(つづり)や名前を覚えれば
英単語や文を読めるかというと
そうではありません。
具体的に考えてみると
「A・B・C・D・E・F・G」
これはなんと読みますか?
「エー・ビー・シー・ディー・イー・エフ・ジー」
ですよね?
では上記の読み方で「CAT」という単語を読んでみると
CAT=シーエーティー
んん?
なんか可笑しいですよね。
どう考えても
CAT=キャット
ですよね?
そう、ここまでの話に頷けた皆さんは
既に「フォニックス」を
ある程度知っているといってもよいのです^^
「CAT」でそれぞれの文字を「シーエーティー」とは読まないように
英単語や文章を読むときには
Aを「エー」、Bを「ビー」、Cを「シー」
と読むことは殆ど無いのです。(読む時もありますが)
じゃあどう読むの?
ここで「フォニックス」という読みのルールが登場するわけです。
フォニックス読み
アルファベットのつづりには
☆アルファベット読み
☆フォニックス読み
という2通りの読み方があります。
【アルファベット読み】
A B C D E F G
エイ ビィ スィ ディ イー エフ ジー
【フォニックス読み】
A B C D E F G
ア ブ ク ドゥ エ フ グ
細かいルールは沢山ありますが
ザックリイメージとしてはこんな具合です。
つまりアルファベットには
私達が学生時代に習ったお馴染みの【アルファベット読み】=【文字の名前読み】と
実用的な読み方である【フォニックス読み】
というものがあるのです。
この「フォニックス」のルールを覚えれば
単語や文章が読めるようになったり
初めて見る単語でも正しい読み方を予測できたりするので
「フォニックス」は英語圏の幼稚園や小学校でも教えられています。
「フォニックス」勉強方法は?
ここまでつらつらと説明してきましたが
このサイトでは「英語が苦手なママでも出来る!」
という点にこだわりたいので・・・・
「フォニックス」は無理にしなくていいです^^
逆にママが「フォニックス覚えさせなきゃ!」なんて根詰めてやり始めると
それは子供にとって急にお勉強を「やらされている」感覚に・・・
子供が「楽しくない」と感じたら
そこで英語は嫌いになってしまうかもぉぉぉぉ(*_*;
本末転倒です。
☆単語を沢山見て、覚えて、
子供の頭の中で文字と発音の対比が出来てきたころに
音の法則を整理してあげる
こんな風に理屈は後ででも良いのではないかと思います(^^)
実際、私の実感としては
「フォニックス」の勉強はあくまで補助的な役割であって
しっかり耳で音を聞く練習の方がよっぽど大切!
耳が鍛えられれば
フォニックスを学ばなくても文字が読めるようになる子(大人)も沢山います。
それでも
☆「フォニックス」に興味が出てきたわ〜
☆「フォニックス」の雰囲気だけでも知っておきたいわ〜
という場合は・・・
コレがオススメです↓
児童英語講師の勉強会などで周りの先生に聞いてみても
この松香フォニックス『This is Phonics 1・2』
を使われている先生が殆どです。
楽しいリズムでフォニックスの音を覚えられるCD付きなので
「さぁ、今日はフォニックス勉強するぞー!」
なんて意気込まなくても
さりげなくかけ流しておくだけでOKです。
放っておけば勝手に覚えて歌い始めると思いますよ^^
英語が苦手なママや
「フォニックスって何?」と疑問に思っているママでも
一緒に学べる感じで取っ掛かりにはオススメです。
勉強するなら「気軽に♪」「楽しく♪」「遊び感覚で♪」
これが絶対条件ですね^^