3才までのベビー英語教室

ベビー英語講師が研究し我が子にも実践してきた英語習得についてお伝えします。

ベビー英語

「臨界期」

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英語学習において
2000時間が1つの大きな目標(壁!?)であることは別記事で書きました。

 英語に触れる = 「英語のシャワーを浴びる」

なんて言ったりします。

ひと言で「2000時間の英語のシャワー」と言っても
大人と子供では決定的に違う条件があります。

その条件とは・・・

 「耳の黄金期」と「臨界期」です。

「耳の黄金期」は3歳頃まで・・・
ということは既に書きました。  ⇛⇛⇛【耳の黄金期】はコチラ

では、臨界期って何でしょう??

☆臨界期とは

「発達過程において,その時期を過ぎると
 ある行動の学習が成立しなくなる限界の時期。」

『大辞林 第三版』三省堂出版 より引用

言語における「臨界期」は
10〜12歳と言われています。

この臨界期、何が重要かというと

聞いた音をそのまま同じように発音できるようになる為のタイムリミットである!

ということ。
あ〜、恐ろしい?

右脳と左脳

ここでちょっとだけ理屈をこねてみます^^

人間の脳には「右脳」と「左脳」があるって、聞いたことありませんか?


<右脳>
  イメージ、創造性、直感的、瞬間記憶、芸術

<左脳>
  論理的、数学的、理性的、言語記憶

それぞれの脳の得意分野はこんな感じ↑です。

生まれた時は左脳が優位で
年齢を重ねるに連れて右脳が優位になってきます。

その右脳⇛左脳への転換期が「臨界期」というわけです。

英語は「右脳言語」?

言語の臨界期である10〜12歳前後に
どんな言語環境にいるかが重要であることは分かっていただけたでしょうか?

英語だけにスポットを当てれば
極端な話
「10〜12歳の時期を英語圏で英語にまみれた生活をすればよい」
ということになりますが
実際、多くの場合はそうはいかないですよね?

パパの海外赴任でもない限り日本で過ごす人が多いと思います^^
我が家も同じです。

もっと言うなら
10〜12歳と言えば小学校高学年。
習い事で忙しくなったり
場合によっては中学受験のお勉強が始まったりで
日本に住みながら「英語にドップリの環境」なんて考え難いです。

そこで右脳と左脳についての小ネタをもう一つ挙げるなら

「イメージ記憶」や「直感」をつかさどる右脳優位期に英語を身に付ければ
英語を英語のまま理解することが出来る

という説もあります^^

「臨界期」の言語環境が重要な事に変わりはありませんが
その臨界期に「英語にドップリ」が現実的ではないのであれば なおさら
「右脳」が優位な幼少期に楽して英語習得しておきたい!
ということいなります。

ちょっと話が反れてしまいましたが(臨界期の話でしたね^^;)

この臨界期に
どのような形で英語に触れるか・・・
子供の言語やアイデンティティにどんな影響をあたえるか・・・
具体的な事例をご紹介したいと思います。

  ⇛⇛⇛【「臨界期」どう過ごす?】⇐⇐⇐


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