小さな子供たちが英語を身に付けるのに絶対外せない「マザーグース」。
関連記事>>3才までに出会って欲しい!マザーグースの世界♪
では実際に、おうちで「マザーグース」を楽しむには何をどうすれば良いか?具体的におススメの教材や進め方についてご紹介します。
「マザーグース」を楽しむステップ&おすすめ教材
<もくじ>
① CDで耳コピ
② 絵本でイメージを膨らませよう
③ 動画でストーリーを楽しむ
④ 親子で手遊び
ステップの順番や対象年齢はあくまでもご参考まで。お子様の様子を観察しながら、楽しめる順序でどんどん進めていってください。
①CDで耳コピ
<対象>0才~
<選ぶポイント>
同じ歌詞でもCDの制作者によってメロディが異なります。繰り返しかけ流すことを想定して、耳に心地よいもの(これなら親子で楽しく聴けそう♪というもの)が絶対条件です。
<おすすめアイテム>
1枚のCDに84曲収録されているので、マザーグースの全体像をつかむのにおススメ。一曲一曲は短いので、繰り返し聴いているうちに子供はすぐに耳コピしてしまうと思います。収録曲に対応したミニ絵本(歌詞本)が3冊も付いていて、挿絵も可愛らしいです。(本に関しては、小さな子供が触ることを考えると、次に紹介する「Nursery Rhymes」の方が耐久性や凹凸加工などの面でおススメです。)
<やり方・使い方>
朝食時、寝る前・・・など、決まった時間にかけ流すと継続しやすいのでおススメです。
最初はきっと、子供の様子を見ていても「聴いているのかいないのか・・・・」と思われるかもしれません。でも大丈夫!そのうちメロディーに合わせて体を揺らしてみたり、ポツリポツリと歌詞を口ずさんだりする姿が見られるようになってくると思います。メチャクチャ可愛いですよ。そして、確実に耳からのインプットが進んでいます。そうなればお次は絵本の登場です。
②絵本でイメージを膨らませよう
<対象>1才~
<選ぶポイント>
「マザーグース」の詩は、韻を踏んだリズムが重視されているので、ストーリーは意味不明なものが結構多いです(笑)なので、歌のイメージを自由に膨らませてくれるようなイラストや挿絵がある絵本がおススメです。CDと絵本がセットになったものが連動していて使い易いです。
<おすすめアイテム>
この商品は絵本とCDがセットになっていて、我が家は絵本・CD共に気に入っています。CDはバラエティに富んだメロディと美しい英語。絵本はイラストが可愛く、触りたくなるような凹凸加工もされていて、色彩も豊か。そして何よりボードブックなので、子供が自由に触ってもめくっても少々のことでは破れたりしません。
<使い方>
CDを聴きながら挿絵を見てストーリーを想像したり、絵本として読んでみたり。ママが歌詞カード代わりに英語を確認するのにも重宝します。
③動画でストーリーを楽しむ
<対象>1才頃~
<選ぶポイント>
有料のDVDやアプリなども販売されていますが、YouTubeで十分だと思います。むしろ、種類が豊富で超使えます!YouTubeの場合は関連動画が次々に出てくるので、その中から好きなものを見つけるのもいいですね。(広告が気になる場合は、有料のYouTube Premium会員になるという選択肢もあります。)
<おススメのYouTubeチャンネル>
① Super Simple Songs
② Little Baby Bum
③ Cocomelon
我が家では上記の順番でステップアップしていきました。他にもたくさんあるので、「Nursery Rhymes」「Mother Goose」で検索してお気に入りのチャンネルを登録しておくと便利ですよ。
<やり方・使い方>
動画で見始めるといっきにリズムとストーリーが頭に入っていきます。良くも悪くもお子さんが夢中になるかもしれません。我が家ではYouTube視聴の時間制限を設定して、エンドレスにならないように注意しています。
◆タブレットやスマホで視聴時間を制限する方法◆
設定 > スクリーンタイム > APPの使用時間の制限 > 制限するアプリ(ここではYouTubeを選択)と1日に利用していい時間を設定
④親子で手遊び
<対象>0才~
<遊び方>
「Row Row Row Your Boat」や「The Itsy Bitsy Spider」など、0才の赤ちゃんでもママのお膝にのせてユラユラしたりお腹をコチョコチョして遊べるものから、「Pat A Cake」などペアで手をタッチしたり手のひらに文字を描いたりするちょっと高度な遊びまで、内容もレベルも様々です。
曲に合わせた手遊びは、動画で実際にデモンストレーションされている場合があるので、それを参考に親子でやってみると良いと思います。絵本でも簡単に紹介されている場合がありますが、文字やイラストの説明で分かり難い場合は自己流にアレンジするのも有りですね!
ここまでくると、何歳になってもきっと忘れることはなく、大量のライミング(韻)を耳から浴びて自然に英語のリズムやイントネーションを獲得し始めています。
さらにマザーグースは何百年も語り継がれてきた詩(伝承童話・歌)なので、歴史的背景や文化まで詰まっています。日本の「イソップ物語」と同じで、マザーグースも楽しくて面白いだけでなく、皮肉だったり残酷だったり・・・調べてみると意外な背景も沢山出てきます。そんな面白ネタや、歌を使った遊び方については別記事でどんどんご紹介していきたいと思います。大きくなるにつれて、そんな豆知識を蓄えるのも楽しい英語学習に繋がると思いますよ。