<<5才の娘と2週間の親子留学@フィリピン セブ島>>
私たちが留学した学校CELIには、日本人の他にベトナム人、中国人、サウジアラビア人など多国籍の生徒が留学に来ていました。
国籍に興味を持ちつつ話す時には国境など関係ない、といった感じで誰とでも接する子供の順応性といったら流石ですね。一緒に遊んでもらったりご飯を食べたり。
ただ残念なことに・・・私たちの留学中には学校内に多国籍の「子供」の生徒はいませんでした。私たちが留学した3月は親子留学としてはマイナーシーズンだったのです。
その為、CELIにいる外国人生徒は高校生以上の大人ばかりでした。
ピンチがチャンスに!
授業スケジュールはと言うと、娘の方が授業コマ数が多かったにも関わらず、時間割編成の結果、私の授業中に娘が空きコマになるという都合の悪い感じになってしまいました。
私がレッスンで娘が空きコマの間、娘はどうすべきか?
私はマンツーマンレッスンだったので最悪同席させればいいや・・・と思っていたら、実はココに国際交流の大チャンスがあったのです。
実は、私達の留学期間中に現地の子供たちが長期休みに入った為、私たちが通っていた学校(CELI)スタッフの子供たちがCELIに来るようになりました。講師・スタッフの子供向け学童がCELI内で始まったのです。(なんて素晴らしい制度!)
そうなると現地の子供たちでCELIは毎日益々賑やかになりました。
はじめは遠くから様子をうかがっていた娘も、すぐに彼らの輪に入って毎日遊ぶように!
娘にとってはこれが一番楽しい時間だったようです。
また、その時間に授業が入っていない先生や他のママ達も娘をプールに入れてくれたり一緒に遊んでくれたりして、私は安心して授業を受けられました。皆さんの温かさにホッコリするばかり。
ちなみに現地の子供たちはセブワノ語(母語)と英語(公用語)を話します。
家族や友達とはセブワノ語(又はタガログ語)を話すことが多いそうですが、外国人である私や娘などと話す時には英語で話してくれました。
フィリピンの学校では全教科英語で授業が行われるので、私たちよりもずっと英語レベルは高いです。
フィリピンでは正方形のいわゆる「折り紙」は売られていないので、ノートや古紙を正方形に切って使っている様です。日本から大量に持参したカラフルな折り紙を配るととっても喜ばれました。
日本に比べると決して裕福とは言えない家庭が多いのは事実ですが、沢山の人たちに囲まれて生活する彼らは心が満たされている様に見えました。とても優しい子ばかりでした。