小学校でも中学校でも、子供たちは教室で基本的に目(視覚)と耳(聴覚)を使って授業を受けますよね?
でもこれって、意外と難しいのです。
特に小学校に入る前の幼い子供達にとっては、 静かに座っていること自体至難の業。
それが長時間となると・・・
段々しびれを切らして 1人・・・ また1人・・・
教室内を走り出します^^;
その上、聞いただけでは頭に入ってこない子 ・見ることで記憶に残りやすい子 ・身体を動かすと俄然理解できる子 人によって苦手な感覚や得意な感覚は様々。
1つの方法で指導したところで その方法が刺さる(理解できる)子はほんの一部だったりします。
そこで注目したいのが
〜「多感覚学習法」〜
- 視覚
- 聴覚
- 触角
- 運動感覚
私たち人間が持っている色々な感覚を 複数使って学ぶ方法です。
レッスン(授業)の中に1つでも自分の得意な感覚を使ったスタイルがあると、 より早く、容易に、楽しく、自信をつけながら学ぶことが出来るというわけです。
この多感覚指導法は 「読む、書く、聞く、話す、計算する、推測する」などの能力について 1つでも困難を抱えているお子さん(学習障害、LD)にとって とても有効な方法と言われていますが、 一人一人得意・不得意が異なるグループレッスンでもとても有効です。
多感覚を使った学習ってどんなの?
では「多感覚」を使った具体的な学習方法にはどんなものがあるでしょうか?
◇目(視覚)
- フラッシュカード
- 文字や絵
- ビデオ、YouTubeなどの動画
- 絵の具、色鉛筆、蛍光ペン
- 表、グラフ、図
◇耳(聴覚)
- 歌、音楽
- 学期
- チャンツ、ライム
- CDなど音声ソフト
◇手(触覚)
- 粘土
- パズル、ブロック
- ボール
- サンドペーパー
◇全身(運動感覚)
- ダンス
- 体操
- ジェスチャー
- 手拍子
この他にも沢山あります。
「テキストとにらめっこ」 なんていう昔ながらの勉強方法とは別の次元ですね。 (テキストが好きな子ももちろんいますが^^)
【まとめ】多感覚のメリット
☆アクティビティが豊富だから飽きない!
☆子供一人一人が得意な感覚からアプローチできる!
☆特別な支援を必要とするお子さんにも効果が高い!
実際レッスンでは、多くのお子さんが「次は何??」「もっと勉強したい!」と、楽しみながらどんどん学習意欲が湧いています♪