「英語耳」については時々質問されますが
「耳の黄金期」については意外と知られていないようです。
☆耳の黄金期とは?
日本語、英語、フランス語、ドイツ語・・・
言語にはそれぞれ異なる周波数があることをご存知ですか?
日本語と英語で比較してみると
日本語 150〜2000ヘルツ
英語 2000〜12000ヘルツ
この数字を見て「どうやらかなり違うらしい」
ということだけ分かっていただければOKです。
日本語の場合は150〜1500ヘルツで発声されています。
この周波数帯を正確に聞き取るには「日本語耳」を育てなければいけません。
同様に英語を聞き取るには「英語の耳」を、
フランス語には「フランス語の耳」を・・・
というわけです。
ここでいう「◯◯耳」というのは
子供が生活する環境にある言語によって育てられ
おおよそ3歳頃までにほぼ完成されてしまうと言われています。
これが
「0〜3才までが “耳の黄金期”」
と言われるゆえんです。
日本で普通に生活していれば
日本語の周波数に適した耳を獲得できますね。
それに加えて英語の高い周波数まで聞き取れる耳を育ててあげれば
その後の英語聞き取りや発音に有利になる、ということです。
さらに厄介なことは
「人は聞くことのできる音しか発音できない」
ということ。
正しく聞き取ることが出来なければ
正しく発音ができないというわけです。
小学校・中学校に入ってから英単語を覚えることはいくらでも出来ます。
でも「耳」だけは3才までがピークです。始める時期や量によって英語を習得できるスピードや質が圧倒的に違ってくるので、もしまだ間に合うなら!生かさない手はありません。
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