今回は英検2級のリスニング対策についてです。(こちらも小学生に限らず中学生以上の方にも参考にしていただけると思います。)
小学生で英検2級を受ける子たちは、リスニングが一番の得点源という方が多いと思います。我が家もそうです。練習法はというと、過去問やテキストに付いているリスニングの項目を使用する程度ですが・・・そんな簡単な練習の中でも試験のスタイルに慣れておくのは大切なポイントです。では早速、我が家でリスニング練習の時に注意している点についてご紹介したいと思います。
リスニングは集中力が命!
リスニングは集中力勝負です。本番で一番避けたいのは「筆記で疲れて頭がぼーっとした」「集中力が切れて聞き逃した」という事態。
頭がシャキッとしている時にリスニングだけ行うのと、85分の筆記試験の後に連続して30問のリスニングに臨むのとでは、集中力に差が出てくるのは当然です。だからこそ、練習の時から出来るだけ本番に近い状態でリスニングに臨み、疲れた状態でも正確に回答できる集中力とメンタルを身に付けるこが大切です。
◆リスニング練習のポイント◆
リスニング練習はリーディング問題を通しで解いた後に連続して行う。(別日に行わない)
間違えた問題は原因を明確に!
30問一気に解いて、最後に間違えた問題と勘で正解した問題をチェックします。
- 間違えた問題はもう一度聞いて解きなおしてみる
- 2度目も間違えた場合はスクリプト(英語原文)を見ながら原因を突き止める
◆リスニングで間違えるパターン◆
- 知らない単語が出てきた
- 聞き取れない表現があった
- 状況を勘違いしていた
- ひっかけ問題にまんまとかかった
- 集中力が切れていた・・・
どのパターンで間違ったのか?次回はどう対処できるか?を考えておければ、必ず得点アップにつながります。逆に、間違った理由を追求しないまま「今回は〇問できた」「前回より〇問できなかったな~」と結果だけ見て終わっていては、何度リスニングの音声を聞いても、次回初めて出会う問題を解けるようにはなりません。
選択肢に予め目を通しておく?
対策本などには「リーディングを5分早めに終わらせてリスニングの選択肢に目を通しておく」とか「リスニングの解説放送の間に出来るだけ選択肢に目を通しておく」とか「リスニング問題を進めながら選択肢を選び終わり次第次の選択肢を見る」などと書いているものが多くあります。
Nanaも色々な方法を試しました。が、結論から言うと、上記のような先に選択肢を見る方法は取らない方向に決めました。その理由は
- リーディングはたとえ時間が余ってもギリギリまで見直しに時間を充てたい
- リスニングの選択肢を先に読んでも忘れる(人に寄るでしょう^^)
- リスニングは集中して聞ければ初見の選択肢でも十分に正答を選べる
選択肢を先に見るか否か問題については、人それぞれで良いかと思います。色々な方法を試してみて、一番集中でき、一番正答率が上がる方法を見つけてみて下さい。
ちなみにNanaのリスニング作戦は・・・右斜め上(又は左斜め上)を見ながら音声を聞いて、頭の中で状況を思い描く、という方法です。斜め上を見るのは、人の動きや周りの環境に気を取られず音声に集中するためです。私もリスニングの時は同じ方法を取ります。考え事をするときも同じポーズをとると聞いたことがありますが、要は集中したいこと(聞くこと・考えること)以外は視界にいれないということの様です。これで2級2回目の試験ではリスニング97%(29/30問)取れていました。
リスニング対策についてはこんな感じです。あとは、普段通り映画やアニメを英語でたくさん見るくらいです。
次回はいよいよ英検2級対策の最終回、「時間配分」と「モチベーション管理」について書きたいと思います。