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英検2級の対策【ライティング編】(小学生向け)

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今回は英検2級のライティング対策について、我が家の例をご紹介します。このライティング対策については、小学生に限らず中学生以上の方でも応用していただける方法だと思います。

論理的エッセイは「型」で解決!

英検2級のライティング対策も基本的には3級や準2級と進め方は同じですが・・・

>>関連記事:英検3級ライティング対策大成功!思わずもっと書きたくなる楽しい勉強法☆

3級の「Where would you like to go on a holiday?」の様な質問に個人の体験を書くようなものではなく、準2級と同様に論理的(且つどちらかというと客観的に)文章を書くことが求められます。具体的には、「自分の意見」「その根拠となる理由2つ」「背景知識」を使って1つのエッセイを書くイメージです。

ポイントは・・・

  1. 2つの理由が重複しないこと
  2. キーアイデアとそのサポート理由を明確に(時数調整)
  3. 文章の流れは「抽象⇒具体」

NGパターンは・・・

  • 個人的意見(主観)で論破しようとする
  • 論点がずれている(質問に対する答えと理由がリンクしていない)
  • 2つの理由が言い方を変えているだけで被っている

↑このNGパターン、Nanaも練習の時に本当によくハマっていました。「論理的」と言われても小学生にはなかなかピンときませんよね。そんな時はとにかく、書き方の「型」を決めてしまうことが近道です。

~型例~
「自分の意見」
 I think・・・. I have two reasons for this.
「理由1」
 First, ・・・ .
「理由1のサポート」
 For example,・・・.
「理由2」
 Second, ・・・ .
「理由2のサポート」
  Some people ・・・ .
「まとめ」
 These are the reasons why ・・・ .

まぁ、細かいことは問題集などに書いてあるのでそちらを見ていただくとして・・・

◆使用したテキスト

-『 英検2級ライティング大特訓

我が家はこのテキストを使いましたが、ライティングはこれだけで十分!と言えるほどとても重宝しました。例題・例文・ミス例が豊富に掲載されているので、全部網羅しようとすると大変なほどです。ほとんどの問題集ではライティングについては数ページ・2~3題のみというものが多いので、これ一冊あると安心です。

ライティング練習~1回目の失敗と2回目の成功~

英検2級のライティングに向けては、最終的に約30例題ほどの回答案を考えて書き出しました。(時間がなくて今回はラミネートしていません)

1回目:パターン暗記

<受験1回目・対策と結果>
2級1回目の受験時は、準2級までと同様にただパターンを暗記するだけに終わりました。すると本番で・・・「練習していない問題だったから出来たか分からない・・・」という本人の感触。案の定、ライティングの得点率は50%という結果。全体における配点率が約33%もあるライティングで50%の得点は、やはり厳しい結果に繋がりました。

2回目:書く前にとことんアイデア出し!

<受験2回目:対策と結果>
1回目の失敗を受けて2回目はガラリと対策を変えてみました。一旦英語から離れて、出題テーマに関する内容を親子で考えたり、ニュースを見ながら話したり・・・つまり英語の前に世の中のことを知る、考える、みたいなプロセスを導入。結果、ライティングの点数は14/16点(=得点率88%)までアップしました。

英検2級ライティングに出題される主なテーマ

  • 教育分野(外国語学習、ネット活用、ボランティア・課外活動、他)
  • メディア分野(ネット中毒、ゲームの影響、広告、スマホ問題、他)
  • 生活分野(タバコ、食生活、ストレス、都会と田舎、子育て、ペット、他)
  • 文化分野(映画、旅行、アニメ、コンビニ、伝統、スポーツ、他)
  • サイエンス・テクノロジー・環境分野(アプリ、オンラインショッピング、ロボット、他)
  • ビジネス分野(在宅、過労、ストレス、企業研修、海外進出、ライフバランス他)
いきなり英語を書き出すのではなく、問題(テーマ)についてじっくり考える。分からない内容は身近な具体例を挙げて親子で一緒に考える。そして自分の意見と2つの理由を整理する。
↑この頃、2つの理由が被ったり論点がズレるというNGパターンによく陥っていました。
↑ 問題テーマについて一通り自分の意見が持てるようになってくると、問題を解くスピードが格段にアップしました。

あとは 既にご紹介した『型』にはめてどんどん書くだけです。


「ロジカルシンキング」って言うとなんだか難しそうに聞こえますが、上記のような 『型』はめ練習をするだけで小学生でもそれなりに論理的な文章力が身に付くと実感しました。

ちなみに英検の級が上がるにつれてテーマの難易度は上がりますが、ライティングのスタイル(構成)は英検3級からほぼ同じです(※3級は指定字数が少ないので理由サポートは不要)。なので、ライティングの練習を繰り返しているうちに、日本語の生活の中でも自然と論理的な考え方や発言をするようになった気がします。何でも理由を2つ考える癖も付きました(笑)英検の勉強って本当に副産物が多くて、見ていて面白いです。

余談ですが、英検3級時と2級時の練習ノートを並べてみると、文字も文章力も随分変わったなぁとしみじみ感じます。

↑英検3級時のライティング練習
↑英検2級時のライティング練習

<英検2級のライティング対策まとめ>
まずはアイデア出し、そして『型』はめ練習。

時間はかかりますが、英検対策としてだけでなく興味の幅や知識が広がって、やる価値は大きかったかなと思います。

以上、参考になれば幸いです。

さて次回は、小学生が頭を悩ませる「長文」の対策について書きたいと思います。


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